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Note 3 アマチュアアニメ制作に関するコーナー。 ( knowhow ) [ RESPONCE: 15 of 102 ] Title: DPEの撮影技術講座:camera;film Subject: フレアの防止 Bytes: 1169 Date: 1992/06/21 01:27:18 Author: CUAL0007(DPE ) みなさん、撮影のときにレンズフード付けていますか? 今回は、フレアのおはなし。 撮影時に意図的に画面内に光源を入れる場合を除いて、太陽や照明光をレンズ に入れてはいけません。その光がレンズ内で乱反射して、被写体のコントラスト を損ねます。薄くて白い膜を画面の上に置いた感じになります。少し露出オーバ ーのような感覚にもなります。 この光をレンズに入れない役目をするものが、レンズフードです。初心者はこ の道具を軽視しがちですが、非常に重要な事なのです。アシスタントカメラマン がよく黒い板をもって、師匠のレンズに直接光が入らないようにしているのを、 皆さんも何かの機会に見たことありませんか。 非常に簡単なことなのだけど、結構忘れがちな事です。もちろん非常によいレ ンズですと直接光を入れても非常にフレアが少ないけど、メンテナンスの悪いレ ンズなどでは(中にホコリが浮いている)てきめんに出てしまいます。 30万のレンズか、千円くらいのレンズフードか。 アニメの撮影だと、レンズフードでなくても照明が直接レンズに入らないように すればよいので、黒羅紗でOK。ただ黒羅紗がレンズに入らないようにね(^^;) こんなちょっとした気配りで、作品の質を上げることができます。コントラス トのよい画像は、それだけで観衆に訴える力が増しますからね。 DPEより・・・