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Note 11 アマチュアアニメ制作に関するコーナー。 ( knowhow ) [ RESPONCE: 6 of 50 ] Title: コンピュータグラフックス入門^^;:2dcg Subject: パレット変更 Bytes: 2770 Date: 1995/06/04 03:20:29 Author: AAA00232(NO! ) 古いマシンで良く使われていた、 『パレット変更』というテクニックはいかがでしょうか? どのような形でテクスチャーを貼っているのかわからないので、 応用が利くかはわかりませんが。 ここでは話をわかりやすくするために、 横1列にベタ1色の鱗が7枚並んでいるとして、 カラーの輝度が暗いほうから0,1,2,3,4,5、 鱗の基本輝度が3とします。 つまりまず初期状態では、  3・3・3・3・3・3・3 となっているわけです。 ここで、左側が影になっているとします。  1・2・3・3・3・3・3 2段の影をつけてこんな感じでしょうか。 これが1枚の絵としての基本状態になるでしょう。 鱗は縦方向にも並んでます。7行あるとして、  1・2・3・3・3・3・3  1・2・3・3・3・3・3  1・2・3・3・3・3・3  1・2・3・3・3・3・3  1・2・3・3・3・3・3  1・2・3・3・3・3・3  1・2・3・3・3・3・3 となり、本来的にはこれが完成動画となるわけですが、 これからやっと、パレット処理は始まるのです。 まず、この完成動画に、おもむろにハイライトを入れます。 光源方向とかは一切無視です。 @1・2・3・3・3・3・3  1・2・3・3・3・3・3  3・4・5・5・5・5・5  ← ここ。影も少し明かるくする。  1・2・3・3・3・3・3  1・2・3・3・3・3・3  1・2・3・3・3・3・3  1・2・3・3・3・3・3 あとはこのハイライトを“移動”させればOKです。 以下のように動画ごとにハイライトを入れていくだけです。 A1・2・3・3・3・3・3    B1・2・3・3・3・3・3  1・2・3・3・3・3・3     1・2・3・3・3・3・3  3・4・5・5・5・5・5     2・3・4・4・4・4・4  2・3・4・4・4・4・4  →  3・4・5・5・5・5・5  1・2・3・3・3・3・3     2・3・4・4・4・4・4  1・2・3・3・3・3・3     1・2・3・3・3・3・3  1・2・3・3・3・3・3     1・2・3・3・3・3・3 C1・2・3・3・3・3・3    D1・2・3・3・3・3・3  1・2・3・3・3・3・3     1・2・3・3・3・3・3  1・2・3・3・3・3・3     1・2・3・3・3・3・3  2・3・4・4・4・4・4  →  1・2・3・3・3・3・3  3・4・5・5・5・5・5     2・3・4・4・4・4・4  2・3・4・4・4・4・4     3・4・5・5・5・5・5  1・2・3・3・3・3・3     2・3・4・4・4・4・4 てな感じでハイライトを一定の周期と速さで移動させるのです。 ここではハイライトは横一直線ですが、 V字にしてみたり、斜めにしてみたりと、 素材の形状にあわせて工夫すれば、 結構いい効果が得られると思います。 この原理を使用した例は、 古くはPC−88版シルフィードのタイトル画面、 新しくはアーケードゲーム、 ダライアス外伝Bゾーンのボス、キングフォシルの鱗、 (あまり新しくないか・・・) などではっきり見ることができます。 とりあえず今日はこのへんで。 NO!