ルービックキューブ:3x3x3のファミリー
オリジナルルービックキューブ1981
一番最初に発売されたルービックキューブです。2001年現在売られているキューブとはロゴが異なります。各コマを取り外してみると、角の部分(コーナーキューブ)の内側にあたる3つある面のうち、1つはプラスチックの形成の為の穴が開いているのが判ります。この穴は現在発売されているキューブではわざわざ蓋をして埋められています。
細かい事ですが、ツクダオリジナルから当初発売されていた「本物」のルービックキューブにも、製造時期や工場の違いから、何通りかのバージョンが存在していました。その中で一目見て判る違いが配色で、白の面を上にした時に「黄が右・赤が左」というタイプと「黄が左・赤が右」というタイプが存在しました。このささいな違いは大会に出場するようなキュービストにとってはやっかいな問題で、僕もずっと使い込んでいたキューブと全国大会で参加者全員に配付された公式キューブで配色が異なり、そのおかげでベスト8進出の時に揃え方を間違えて途中からやり直し1秒未満の差で負けてしまいました。あれが無かったらベスト4までは行けていたと思います。2001年現在も生産国の違いによって、白-青が反対面のものと、白-黄が反対面の2種類が存在します。
ルービックキューブ大会記念
1981年に参加した第2回全日本キュービスト選手権の参加記念キューブ。というよりも、このキューブが支給されて、これを使用して大会を争いました。青の面の中央に「大会記念」
と書いてあります。
ルービックキューブ44
4
4は4の4乗の事。4つの面の中央にそれぞれ「Rubik's CUBE」
「ルービック教授のサイン」
「ルービック教授の横顔」
「C*4
4」
が入っており、それぞれの向きを勘定に入れると、従来のルービックキューブの4乗の4乗倍の組み合わせに増える事から、こういう名前が付いています。ただし、もし6つの面全てにマークが付いた場合、パリティの関係でC*4
6にはなりません。
ルービックキューブクラシック
上記C*4の商品がなくなった後、4乗の付かない極ノーマルな「ルービックキューブクラシック」という商品名で、1995年頃まで販売していました。ロゴは旧タイプ。
ルービックキューブ
現在ツクダから販売されているキューブには白の面に新しいロゴの「RUBIK'S CUBE」が描かれています。新ロゴになったのは96年製の中国産からですが、何故回した感触が以前よりしっくり来ないのかと思っていたのですが、キューブを良く観察すると、どのコーナーキューブも「プラスチック節約の為に省いた面」が存在しません。きちんとした立方体になっている為に、コマ同志の摩擦が多くなってしまっている訳です。コマ自体の長持ちはするかもしれませんが、コマの寿命よりも回転軸の寿命の方が短いのだし、これはちょっと改悪の気がします。
ルービック氏の横顔+赤センターにサイン
分類をした後で手持ちのキューブを見てみたら、昔のロゴ+ルービック氏の横顔+赤面にサインという3つの組み合わせのキューブがありました。4の4乗キューブとは違うし、これは一体いつ頃のキューブなのだろう? クラシックと4の4乗の間に出てたのかな?
ミニキューブ
キーホルダータイプのキューブ。こんなんでもちゃんとメンテナンスすればそこそこ良く回ります。左に写ってるのが、大きさを比較する為に置いた普通のルービックキューブです。小さいキューブというのはルービックキューブが流行っていた当時も既に存在していました。
ツクダオリジナルの正規品ミニキューブが出回る前、キティちゃんの模様のミニキューブが市場に存在しました。
ルービックキューブコレクション
様々な模様のルービックキューブ。B'zのベストアルバムにも付いてきましたね。原物は従兄弟から貰いましたが写真はまだです。
点字キューブ
今は手元に現物が無いのでここに写真を載せられませんでしたが、目の不自由な方用のルービックキューブが存在します。色によって手触りの異なるプラスチックのシールが貼ってあり、手の感触だけで6面を揃えていきます。全国大会レベルだとだいたい1分半くらいで完成させていました。僕も大会後に早速購入してみましたが、とてもじゃないけど5分は切れませんでした。
そのキューブは日本点字図書館で購入する事が出来ます。電話:03-3209-0751 FAX:03-3200-4133 〒169 東京都新宿区高田馬場 1-23-4
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