他に立体になった系のパズルのコレクションです。
日本では1986年頃に発売されました。見た目が非常に判りにくいですが、ある頂点から見た時に、星の形の周りの5角形の余白部分の色が、どの色も全て揃っている状態が完成品です。
ルービックキューブを立方体から正4面体にしたと考えれば良いでしょう。非常に簡単に揃います。各頂点のパーツなんか、ただ回転させるだけで内側の色と揃ってしまいます。
ルービックキューブをそのまま12面体に応用したものです。オリジナルの名前は「メガミンスク」の筈なのですが、日本で唯一扱っていた奥野かるた店では、ハンガリーから輸入していたこのパズルを「ドデカイザー」と呼んでいました。「ペンタドデカン」という言い方をしている所もあるようです。
ルービックキューブを立方体から8角柱にしたものですね。ナナメになっている面は、他の面と完全に独立しており自由な配色に出来てしまいます。したがって作っているうちに2ヶ所パーツが入れ代わった状態になってしまう事がありますが、その場合はどこか隣り合った2色を交換する事で完結出来ます。
1991年。アメリカ(ハワイ)では「SQUARE・1」という名前で売っていましたが、購入してから数ヶ月後に日本でも「サンスクエア」の名前で発売されました。
社員旅行先のハワイのアラモワナショッピングセンターで見つけてからずっとやっていましたが、帰国前日に完全に自由に揃える事が出来る様になりました。
このパズル、日本ではほとんどブームとは無縁の状態で今でも売られていますが、ちゃんと完成させられる人はいるのでしょうか? 実際のところ難易度はルービックキューブよりも遥かに高いです。リベンジよりも高いでしょう。
ルービックキューブの一大ブームを見て、あの任天堂も2匹目のどじょうを狙いました。それがこのテンビリオンです。ルービックキューブ以外のパズルで何を覚えているかというとこれを思い出す方も多いのではないでしょうか?
テンビリオンの名前は、玉の配置の組み合わせが100億通りあることに由来しています。横井軍平氏に取材した本では、100億というのは単に「たくさん」という意味合いだけであって、実際は100億どころでは無かったといいます。
ある操作に気付くととたんに作れる様になりますが、それに気付かないとかなり苦労するでしょう。
このパズルの欠点は、速く操作しようとするとガチャガチャとうるさい事です(笑)
各色のグラデーションが非常に綺麗です。
どの色もちゃんと6つずつ存在するので、一見隙間が無くて全く玉の交換が出来なさそうに見えるのですが、一番下の段の2ヶ所はどちらかに玉が押し込める様になっていて、それで1個分の隙間が生まれます。
Apr 4 , 1998 名称不明1はタワーオブバベルという名前である事が判りました。
半球の部分を120度ずつ回転させる事が出来ます。各線の交わる場所にある4つのコーナーの絵柄が揃っている状態が正解です。
このパズルは研究中のまま放置してしまったものの1つで、各面の中央にシールが貼ってあるのは動きを研究する為のマーキングで、通し番号で数字が書いてあります。
確か1993年くらいに買ったパズルです。
(補足:これはスキューブと同じで丸くなっただけです)
割と最近1995年くらいに買ったパズルです。
もういわずもがな、の形状をしています。写真で見えている抜けた穴の所に他のパーツをずらして入れていって全体を揃えていく訳です。
あまりに見たまんまのパズルなので、まだ真面目に研究していません。
名称は「ウィズダムボール(wisdom ball)」である事が、箱の一部が残っていたのを発見した事により判明しました。
時期的にはこれも1993年くらいです。確かコナミから発売されています。
やはり半球単位でぐるっと回転します。さらに地球儀に見立てた時の赤道部分や北緯45度や南緯45度の線でも回転します。
難易度自体はそれほどでもありません。
これは秋葉原の駅前のお店で買ったものです。
これ、どこが動くんだろうと思いますが、「一番遠い頂点同志」から見て真ん中にあるラインで回転します(判るかなぁ……)。回転の断面は正6角形になります。
確か1日でマスターしました。秋葉原で買って忘年会に持っていってその晩作り方が判った、という感じだったと思います。
Mar 22 , 1998 名称がスキューブである事が判りました。先に書いた「名称不明2」と絵柄が違うが動きの同じパズルがたくさんあるのですが、全てこのスキューブと構造は同じです。
これはかなり古いです。時期的にはルービックキューブの頃です。
透明のケースのままで使用します。手前にみえているプラスチックの板を取り外すと、立方体1つ分の隙間が空くので、そこに他の立方体を移動させて作ります。
難易度は低いです。
これ、裏側も同じ様になっていて、2枚の円盤が自由に回転する様になっています。
裏側の溝の1つは玉が1個足りない状態になっていて、そこを利用して表の玉を裏に通したりして揃えて(崩して)いく訳です。
なお、表と裏の溝の配置と形は若干異なります。
テンビリオンに似てますが、似てるのは色だけで、パズルとしてはかなりヌルイです。
上下の堺の円盤部分を堺にぐるぐると回転するのですが、3個分もまるまると空間が空いているので、玉を移動させるのは非常に簡単です。このパズルで一番難しいのは、3個分も空いてる空間に1つだけ玉を移動させる動作かもしれません(笑)
名称は違ったかもしれません。最近買ったキーホルダータイプ
それぞれ独立に回転する4つのパーツと、パネル1つ分の隙間からなるこのパズルは、色数と回転パーツの数で様々なバリエーションが有りました。
(前項より続く)そうした中でも異色だったのがこの「ミッシングリンク」。
一見上と全く同じ様なパズルにみえますが、という制約があり、難易度は段違いでした。
- スライドパネルの絵柄が「3連の鎖」になっているので、右側左側中央とそれぞれのパネルが置かれるべき場所が決まっており、単純な色パネルよりは複雑。
- 真ん中の2列は固定されており、両側の1列ずつしか動かす事が出来ない。
しばらくルービックシリーズが続きます。
キューブ系のパズルはキューブのページで説明していますので、それ以外のルービックモノ(どういうジャンルだ(笑))です。
マジックスネークはルービックキューブの直後に発売された物なので、キューブの次にチャレンジしようと買った人は多いと思います。ところがルービックキューブと異なり正解が存在しない、想像力を必要とする玩具だったので、キューブよりも気に入る人とそうでない人に分かれた様です。
この写真で赤く見えているのは、崩れない様に止めているシールです。これを取ってしまうと間接がかなり弱っているのでぐちゃっと潰れちゃいます。
Feb 15, 1998 NEW
(前項より続く)最近マイナーチェンジされたマジックスネーク。
これは壊れているのではありません。バラバラになっているコマは、通常サイズのスネークにさらに追加して使えるパーツです。
日本にある、ぱたんぱたんと板が転がる玩具(名称不明)をヒントにルービックさんが考案したのがこのルービックマジック。ある一定の法則でパタンパタンと畳んだり広げたり出来ます。写真に見えている形と2×4の長方形の2通りの状態が存在し、それぞれの状態で綺麗にリングが繋がっている様に、裏と表は別々の模様が描かれています。
この写真はルービックマジックの上位版とも言えるもので、2×6の状態と、やはりWの様な状態の2通りが存在します。この写真を撮影するにあたって、2×6の状態をWの状態に変形させようと思ったのですが、途中でごちゃごちゃになっちゃったので、絵柄もバラバラの中途半端な状態で写真だけ撮影しました。
上の文章を書いてからしばらくして、絵柄を完成させる事が出来たので、新写真を掲載します。 W型に完成した状態 2x6の状態さらに「ルービックマジック クリエイトザキューブ」というのがあります。
2x6完成時の裏側の模様
これはルービック印のものとしては久々にとってもパズルしている製品ですが、キューブほどダイナミックな動きはありません。
「ぽっち」が4つ見えますが、それぞれ独立して押し込めたり引っ張っておいたり出来ます。4つのコーナーの時計はそれぞれ外側から指で触って回転させる事が出来ますが、内側のぽっちの状態によって友連れになって回転する時計の配列が異なり、しかも表と裏では別々の動きをしますので、どの状態の時にどこがどう回転するのかをしっかり意識しておかないと両面全部揃える事は難しいです。
ちょっと他のパズルとは毛色が違いますが、これもルービックさんのです。
それぞれのパーツはバラバラに分解出来て、ちゃんとした配列で作らないとちゃんとした4面4色の形にならない、という、一種の色合わせ系パズルです。